救急箱、もしくは道具箱


私はいつも、“箱”を中心にもの作りをしていますが、
しっかり決められた役目を持った箱って、
実はあまり作っていない。
いつか作りたいと思っていたのが「救急箱」です。
実家暮らしをしていたときには
実家の救急箱にお世話になっていたので
自分の欲しい救急箱について考えを巡らせることもなく、
具体的な救急箱像を描けぬまま時が過ぎていました。
そして一人暮らしして3年、
ようやく私が救急箱に求めるものがわかってきたので、
とうとう作りました。
救急箱について、大事だと思ったこと。
・取っ手がついている。(持ち歩くときに、片手で持ちたいのです)
・絆創膏やはさみ、小さな軟膏のチューブなどの細かいものと、
瓶やガーゼの袋などのがさがさしたものを分けることができること。
・ふたを開けた時、バラバラにならない。
(バラバラになった場合、ふたを置く場所について考えるのが面倒だからね)
・色や柄は、季節感とかなくって、でもちょっとかわいさがあると良いな。
それで出来たものが上の写真です。
柄は、絆創膏柄なのです。
バルサ材を切ってスタンプにして、柄をつけています。
外も中も手漉き和紙に顔料+呉汁で色を着けたものを貼っています。
茶色のものは、その上から柿渋も。丈夫になるし、
時が経つと茶色の色味が落ち着いていい感じになる予定。
取っ手は針金で作り、手で持つ部分は革で包みました。
タンニンなめしの白っぽい革ですので、どんどん色も変わるし、汚れも付くと思います。
使い込んだ証として、そんな部分も楽しんでつき合っていただけたら嬉しいな、と思って。
結局、大きさを1つに絞ることができず2サイズ、作りました。
大のほうは、結構大きいので、
道具箱としても使える感じです。
小のほうは手頃な大きさ。裁縫箱などにしてもなかなかいいと思います。
4月29日〜松本のGargasでの展示用に、今日納品してきました。
今後は、裁縫箱もやりたい。
今までに何回かチャレンジしているのですが
いまだ決定打なし…
そろそろ再挑戦したいな〜
とはいえ、この救急箱だって決定打になるかどうか…
(今のところ決定打のつもりで作っていますけどね!)
「もっと〜〜だったら良いのに」ってアイデアがありましたら、
教えていただけると嬉しいです。
by akanebonbonume
| 2011-04-24 23:34
| 制作中
